Made in Japan だから?
自分ごとですがこの数日、契約している格安SIMの某通信会社の対応にちょっと不満です。
電話は毎回つながるまで10分以上待たされる、担当部署から掛け直すと言われるもなかなか連絡がない、挙げ句の果てには使える様になるまで1週間~10日待たないといけない。
カスタマーセンターが一カ所で対応しており人員が割けていないのだろうと思います。
コールセンターの方にむやみに不満をぶつける訳にもいかないので、どうしようもないなーと呆れています。
サービスが安いので仕方がない。結局、解約という判断をしました。
商品・サービスを安く→コストを削減→顧客サービスの大事な部分がなくなる
デフレって恐いですね。
いきなり不満を吐いてしまってすみません!オーダーシャツ職人ツクロウです!
今日思った事、made in Japan
日本製だから良いですよ!
で、一体何がいいんですか?
tukuroで扱う生地の99%は日本製のものです。
職人が作った古来からある伝統技法の生地などは、意匠があり日本のもの、日本でしか手に入らないというのは分かりやすいです。
では、ブロード、ギンガムチェック、シャンブレーなどどこでも織る事が出来る生地の場合はどうでしょう?
何の違いがあるのでしょうか?
今は中国の企業の方が最新の織機(生地を織る機械)を導入して、生産量も多く良いものが作れると言われます。
実際に僕が生地を扱っていて思う事は
「当たり前の事が当たり前にできていて、品質にばらつきがなく安定している」
という事です。
生地の縮みが大きかったり、汚れが多い、歪みがある、色ぶれなど海外製のものと比べて安定していると感じます。
生産する側からすると安心して使う事が出来ます。
信頼・安心・安全
今後ますます重要なキーワードになってくると思います。
冒頭の通信会社の話の様に大切にしないといけない所は無くしてはいけない。不安にさせない。
目立たない所に気を配り丁寧にこなす事。
僕が思うに日本人は自分の役割だけではなく、後の作業をする人の事、全体の事、最終的に使う人の事を想像して行動しているから出来るのだと思います。
モノづくりに携わる者として気を引き締めて日本人の心意気を大切にし、後世につないでいきたいですね。